ゴゴゴゴゴ・・・
崩れ落ちるホールケーキアイランド
カタクリ「バカな・・・何が起きた!」
気絶したシュトロイゼンを抱え、脱出するカタクリ。
ペドロとジンベエはルフィやジェルマたちを回収している。
ズズズ・・・ズウウウン
町人「見ろ!ホールケーキ城が!」
「崩れるぞ!みんな逃げろ~!!」
ステューシーは月歩、モルガンズも羽で飛び、その場を脱出している。
ズシイイイイン・・・
崩れ落ちたホールケーキ城、あたりは燃えさかっている。
ジンベエ「危ないところじゃった、ルフィ君、大丈夫か?」
ルフィ「もうダヘだ・・・メ・・・メヒ・・・」
ナミ「いったい何が起きたの?」
シーザー「爆発で城が崩れただと?」
ベッジ「何が起こったか分からねぇが、どうやら助かったらしい、天がくれたチャンスだ、気づかれないうちに逃げるぞ!!」
ジンベエたちはルフィとジェルマをベッジの腹の中へ押し込む。
ビッグマム「あいたた、いったい何だってんだい!俺の城が燃えちまってる・・・これもあいつらの仕業か!?」
カタクリ「分かりません、ママ、他にも仲間がいたのかも」
ビッグマム「さっさと奴らの処刑を始めるよ!」
ぺロスペロー「奴らいったいどこに行きやがった・・・?」
横には気絶しているゼウスとプロメテウス。
シーザー「にしても危機一髪だったぜ・・・だがまたいつ見つかるか分からねぇコソコソ」
ベッジ「今度こそ見つかったら終わりだ・・・慎重に飛べ」
ルフィ「ん・・・?くんくん・・・待ってくれシーザー!ケーキが!焼きケーキの匂いがする!」
チョッパー&キャロット「ホントだ!いい香り~~」
ベッジ「そんなもの気にしてる場合か・・・っててめぇ!」
ルフィは飛び出し、落ちたケーキをあさり始める。
ルフィ「うんめぇ~~~!モグモグ」
モンドール「いたぞ!!」
ルフィ「しまった!見つかった!!」
あっという間に取り囲まれるルフィたち
一同「バカヤロー!!」
ジンベエ「まずい!今度こそ絶体絶命じゃ!」
ペドロ「おれが時間を稼ぐ!その隙に逃げるんだ」
ペドロがマム一味の前に立ちはだかる。
カタクリ「フン、雑魚が・・・死ね!」
ペドロ「グフッ!」
あっという間に首を掴まれるペドロ
キャロット「ペドロ!」
ペドロ「ぐおおお・・・」
ドゴッ!!
カタクリ「ぐはっ」
ペドロ「!?」
何かがぶつかり、手を離すカタクリ。
ライオン「フンドシ フンドシ」
カタクリ「これはマンティコラ!?なぜこいつがこんなところに?」
ユニコーン「ヒヒィィィ~~ン」
グリフォン「バサバサッ」
ビッグマム「どういうことだ・・・おれの珍獣たちが・・・!?」
モンドール「大変だママ!図書室の本が燃えて・・・!」
ビッグマム「!?」
モンドール「珍獣たちが逃げちまってる!」
ビッグマム「お、、おれの珍獣たちが・・・」
モンドール「ママ、気を確かに!」
ビッグマム「急いで本の中に戻すんだよ!1匹たりとも逃すんじゃねぇ!!」
珍獣を追いかける子供たち。
ジンベエ「チャンスじゃ!奴らパニックに陥っとる・・・ペドロ!」
ペドロ「ウグ・・・任せろ!」 ダダダダ
2人で気絶したプロメテウスを持ち上げる
「燃えろ!!」
ズゴォォォン!!
燃えさかる本の山、そこから珍獣たちが次々と飛び出してくる。
町人「いやぁぁぁ!!」
「ゴリラが家の中に!」
あたり一面は珍獣たちが飛び出し、パニック状態に。
ビッグマム「ヒ・・・ヒャアアアア!!」
モンドール「ジンベエの野郎・・・!」
ルフィ「うおーすげーっ!モグモグ」
ジンベエ「食っとる場合か!奴らに紛れて逃げるんじゃ!!」
■今こそ・・・脱出の好機!?
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