嘘バレ
■ニューマリンフォード とある部屋
シュコー シュコー
？？「……」
牢屋の中にいる怪しい黒い影
海兵A「世界会議にアレを出すって…本気か！？」
海兵B「あァ さっきイッショウさんが話してたぜ」
【回想】
海兵「えェ！？本当ですかイッショウさん！？」
藤虎「七武海撤廃制度と言ったところで 世界の王たちが首を縦に振ることはまずありやせん」
「彼らを納得させるためには 確固たる証拠が必要でござんす」
「百聞は一見にしかずってなァ…」
海兵「…！！」
【回想終わり】
海兵A「それにただ見せるだけじゃねェ 集まった世界の王族の前で…ドフラミンゴとの対決が行われるらしい」
海兵B「ドフラミンゴと！？だがいくらペガパンクのサイボーグ兵器とは言え…相手が悪いんじゃ」
海兵A「さァな…だが博士の計算によると95％の確率で勝てるとか」
海兵B「がっはっは！あのドフラミンゴ相手にそりゃありえねェだろ！」
■マリンフォード とある通路
海軍のおつると囚人服のドフラミンゴ
ドフラミンゴ「フフフッフッフ！！まさかこんなに早くシャバに出れるとはな」
「俺を閉じ込めて世界政府は後悔でもしたか？」
おつる「勘違いするんじゃないよドフラミンゴ」
「あんたが外に出れるのは ペガパンクの作った兵器に勝てたらの話さ」
ドフラミンゴ「あァそうだったな…おれも途中までしか見てねェが…あれは確かに化け物だった」
「同じ人間兵器でも くまとはまた別者だ フッフッフ」
おつる「着いたよ」
ガチャ
ドフラミンゴ「！？」
ゴゴゴゴゴ
シュコー シュコー
？？「………」
シルエットからするにターミネーター？っぽい形をしたサイボーグ
ドフラミンゴ「……」
「フッフッフ！面白れェ！ぶっ壊しても責任は取らねェぞ？」
おつる「あぁ 構わないよ」
「もうすぐ世界会議が始まる すぐにマリージョアに出発するからそれまで準備しておきな」
ドフラミンゴ「………」
シュコー シュコー
？？「………」
ドフラミンゴ「一つ聞くが…」
おつる「？」
ドフラミンゴ「このオレを選んだのはお前ら世界政府の提案か？それともＣＰ０の奴らか？」
おつる「いや…天竜人直々の依頼だよ 一族に恥をかかせたお前を始末してほしいとさ」
ドフラミンゴ「…！！」
■偉大なる航路 上空
イワンコフ「ん～～～～風が気持ちいいナブル！！ヒーハー」
ドラゴン「気を引き締めろイワンコフ これは遊びじゃない」
イフンコフ「わかっちゃブル！…ところで今の話は本当なのかしら？」
ドラゴン「確かな話だ…くまが実験体となったパシフィスタの完成形「ディストラクター」が完成したと報告があった」
イワンコフ「そう…それにしてもくまがまさかそんな事を考えていたなんて」
「……」
（ヴァターシの顔を！忘れっタブルの！！？）
頂上戦争でくまに攻撃された事を思い出すイワンコフ
ドラゴン「どうした？」
イワンコフ「いいえ なんでもないわ」
ドラゴン「私も最初に聞いた時は耳を疑った」
【回想】
ペガパンク「クロコダイルがアラバスタ王国乗っ取りじゃと！？七武海は市民の安全を守るのが義務じゃあないのかァ！！？」
海兵「しかし博士…七武海は政府の言う事など聞かない人物が多く…」
ペガパンク「わしなら市民の安全に尽くせる どんな命令にも従える人間兵器が作れる！！」
「七武海並みに強い戦士が…わしの実験台になってくれればの話じゃがの」
海兵「そんなに強い人間が自分の意志を捨てて実験台になるなんてありえないですよ博士」
ペガパンク「わかっとるわい！じゃが何事も口に出してみること…！チャレンジ精神じゃ！」
バーソロミューくま「……」
ドラゴン「ペガパンクの実験台に志願したいだと！？」
バーソロミューくま「…あぁ」
ドラゴン「それはお前自身 命を落とすのと同じことだろう？」
バーソロミューくま「過去に起こした過ちを償いたい…それだけだ」
ドラゴン「……」
【回想終わり】
イワンコフ「まさかあの無口な男が過去の「暴君」をそんなに思い詰めていたなんて…」
「男って分からない生き物ッチャブル！」
ドラゴン「あいつはあいつなりの決断があってのことだ」
「サボの頼みでルフィ君の船を守るよう、プログラムはされていたそうだがな」
イワンコフ「それよりドラゴン…本当にこんなもので近づくッチャブルか？」
ドラゴン「なんだ？怖いの？」
イワンコフ「いや……」
どん！！！
ドラゴンとイワンコフが乗っているのは、空を飛ぶ巨大なドラゴン
ドラゴン「天から竜が下りてくれば 奴らもさぞかし驚くだろう」
■いざ天竜人へ…宣戦布告！？
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