■突然の兄の名前に…！
ルフィ「エース！…エースがここにいたのか！？」
お玉「ゲホッ…グエッ…」
天狗「いかん！このままでは死んでしまう！」
ルフィ「くそっ！チョッパーがいればな…薬とかねェのか！？」
天狗「貧しいこの家には薬などない！ただ…」
ルフィ「？」
天狗「窓の外に大きな山が見えるだろう」
ルフィ「ああ 見える」
天狗「あの山のてっぺんに「月見草」と言う草が生えておる」
「あれは古来より伝わるこの国の万能薬…！あれなら汚水にも効くはずじゃが…」
ルフィ「あの山のてっぺんだな！すぐに取ってくるよ！」
ガバッ
お玉「ハァ…ハァ…」
ルフィ「ちょっときついけど掴まってろ」
ヒヒ丸「キィィィッ」
狛ちよ「ワン！ワン！」
ルフィ「お前ら…わかった！ついてこい！」
ダダダッ
天狗「待て！あの山はカイドウに支配されているゆえ…！」
「山のふもとには手下の妖怪が…！！」
………
天狗「行ってしまいおったか…だがお玉が助かるにはそれしかない」
「しかしあの男…どことなく雰囲気が似ておる 白ひげとともに来ていたあの…」
ドンドン
天狗「！？」
？？「真打ち！足あとはここにつながってます！」
天狗「……！」
ドガッ
ホーキンス「……」
天狗「……何奴じゃ！」
ホーキンス「おれはいま不法入国者を探している ここに誰か来ているな？」
天狗「……！」
ホーキンス「そいつを連れてこい…連れてこれないのなら…」
「お前には死んでもらう」
天狗「！！」
■ナミ、サンジサイド
サンジ「ん～～～？」
ナミ「これって……」
ブルック「どこからどう見ても」
チョッパー「ゾロ…だよな！？」
べべん！
【お尋ね者】
【捕らえたものには金一両也】
サンジ「何やってんだあのバカは…」
チョッパー「お尋ね者ってどういう意味だ？」
ナミ「まぁ…だいたい予想は付くけど…」
キャロット「ゾロの髪型カッコいいね～」
ブルック「ん？あっちの方なんだか騒がしくありませんか？」
がやがやがや
チョッパー「おい！！あれ…！？」
サンジ「？」
町人「おおおお～～～～！！」
ベポ「ホワチャァ！アイアイ～～！！」
グルグル
シャチ「さァさァ！1つだけじゃなく2つ3つと箱を回せる」
「幻の島からやってきたこの曲芸白くまとくとご覧あれ！」
ベポ「アイ！アイ！アイ！アイアイアイアイ～～～～！！」
グルグルグルグル
町人「おおおおお～～～～っ！！！」
パチパチパチ
ナミ「あれって確かトラ男くんの？」
サンジ「何やってんだあいつら…」
「………」
大道芸人A「くそっ！あの白くまが来たせいで全然人が集まらねェ」
大道芸人B「これじゃ商売あがったりよ…おい！」
大道芸人C「あァ……」
ベポ「アタタタタタッ！アイア……」
ズルッ
ベポ「！！」
ずでーーーん
ベポ「あいたた…」
町人「はははははは」
パチパチパチパチ
大道芸人A「……しめたっ！今だっ！！」
ベポ「！！」
大道芸人B「わしらこの道20年！うっかり九兵衛の御一行！」
「よそ者がおれらのナワバリで勝手に商売ははじめやがって！」
「場所代はいらねェ！そのまましねっっっ！！！」
ギラン
サンジ「………首肉（コリエ）！」
タタタンッ
ナミ「……サンダーボルト！」
ゴゴゴゴゴ
チョッパー「ハァァァ！！」
「シュート！テンポ！ホワチャアア！！」
ドガァァァン
うっかり九兵衛「ふごーーーーっ！！」
ガラガラガラ
うっかり九兵衛「………」
ベポ「ん？あーーーっ！！お前らは…！！」
………
サンジ「なるほど…それで正体がバレないように潜入してるってわけか」
シャチ「その通り…予想外にお前らの仲間の一人が見つかっちまったが…ここはまだ小さな城下町」
「このことはまだカイドウの耳には届いてねェはずだ」
サンジ「なるほどロビンちゃん…いや錦えもんたちがいるなら一度合流して話がしたいな」
ナミ「ところであんたたちの大将は…」
ベポ「あぁ ローの兄貴ならいま……」
■とある洞窟…
ザ…ザザ～～～～ン
ロー「その3人のうち…1人は捕まり2人は傘下についたってことでいいんだな？」
？？「…そうだ 捕まった男の部下も全員城の地下牢にいる」
ロー「なんとか潜入できそうか？」
？？「おれがカギを持っている 忍び込むなら力になろう」
ロー「わかった…そいつの交渉はおれに任せろ」
？？「あァ…カイドウの首は」
ドレーク「おれたちで必ず取る！」
ローと話していたのはＸ・ドレーク
■新たな同盟…始まる！？
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