■侍たちの決死の攻撃!!
ドゴォォォン
カイドウ「グ…グ……」
「グォォォォ……」
錦えもん「効いてる!」
狂死郎「いや確かに…」
「手応えはあった!」
アシュラ童子「たたみかけるど」
「奴はこれぐらいじゃ死なん!」
イゾウ「………」
ジャック「ハァハァ…ゲフッ」
「……カイドウ様…まさか」
攻撃を受け、苦しんでいるカイドウ。
カイドウ「グゥ…グゥゥ……」
ダダダダダ
錦えもん「この機は逃さぬ…!!」
「おでん!二刀りゅ…」
ガギィィィィン
キング「…!」
錦えもん「!!?」
狂死郎「キング…!」
「幹部の一人だ錦さん!」
「手強いぞ!」
ヒュン ヒュン
キングとともに下から現れる鳥のSMILEたち。
キング「狂死郎…まさか貴様が侍どもの味方だったとはな」
狂死郎「お前たちに復讐する日をずっと待っていた!」
「20年の間オロチの影に隠れてな」
チラッ
ジャック「……」
ジャックの方を見るキング。
キング「あいつの代わりに大幹部になる気はないか?」
「ウチはお前のような頭のキレる人材が必要なんだ」
狂死郎「これまで裏方役に徹してきたが今日確信した」
「おれはやはり錦さんには遠く及ばない」
「錦さん使ってもらってこそおれの力は生きるのだ!」
錦えもん「……」
キング「そいつは残念だ…やれ!!」
鳥のSMILE「はっ!!」
ドドドドドド
空中から一斉に矢を放つ鳥のSMILEたち。
アシュラ童子「こざかしい真似を!」
菊之丞「気をつけて!」
「おそらく毒が塗ってあります!」
河松「カイドウが回復する前に…」
「急いで潰すぞ!」
イゾウ「!」
ドォン! ドォン!
ネコマムシ「…!!」
「ハァ…ハァ…」
「まずいニャ…そろそろ時間が」
ガバッ
ネコマムシ「猫鉤爪(かぎづめ)!!」
ドシュウウウッ
鳥のSMILE「ぎゃああっ!!」
キング「黒炎(こくえん)……!」
雷ぞう「……!」
キング「魔蛇羅(まだら)!!」
ズドォォン!!
雷ぞう「ぐあああっ!!」
錦えもん「雷ぞう!」
「みんな頑張れ!」
「もう一息だ…!」
「必ずおでん様の敵を討とうぞ!!」
キング「フン…」
錦えもん「何がおかしい!」
キング「もう一息だと…?」
「貴様ら何を勘違いしている?」
錦えもん「なにっ!?」
カイドウ「グ…グゥ……」
ズズズズズ
カイドウ「ウッ…ハァ…ハァ…」
グググググ
菊之丞「体が…」
イゾウ「あれは…まさか…」
雷ぞう「ダメージで苦しんだのではないのか…」
狂死郎「……脱皮!?」
ガバッ
べべん!!
カイドウ「ハァハァ……フゥ」
「…まだ慣れねェな」
「これが動物(ゾオン)系悪魔の実の覚醒能力」
「裳脱(もぬけ)だ」
脱皮して体の形状が凶々しくなっているカイドウ。
イヌアラシ「バカな…!!」
「犬大門風(いぬおどし)!!」
ビュン!!
ガギィィン!
イヌアラシ「!!」
カイドウ「……」
カイドウのウロコに弾き返されるイヌアラシの攻撃。
イヌアラシ「刀が…!」
「折れた…!?」
バタッ
カイドウ「……」
「半端な覇気じゃ おれの体は通らねェ」
キュィィィン
カイドウ「神の息吹(ゴッドブレス)!!」
ゴオオオオオ!!
イヌアラシ「!!」
ボガァァァン!
錦えもん「イヌアラシ!!」
ドサッ
スーロンから元の状態に戻るイヌアラシ。
ネコマムシ「よくもイヌを!!」
ダッ
カイドウ「!!」
ドスッ ドスッ
龍の髭で突き刺されるネコマムシ。
ネコマムシ「……ぐっ!!」
「グオオオオ」
バタッ
菊之丞「ネコちゃん…!」
カイドウ「白ひげとの…戦い以来か…」
「この力を使うのは」
錦えもん「…!!」
カイドウ「さァお前ら」
「存分に楽しませてくれるんだろうなァ…?」
■カイドウ変身!侍たちが大ピンチ…!
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