ルフィ「サンジ!危ねぇ!!」
カタクリがジェリービーンズを飛ばしサンジに攻撃する。
サンジ「!」
そのビーンズをはじきとばすイチジ
サンジ「・・・!!」
イチジ「勘違いするなサンジ、おれ達の任務はお前らの護衛。ここは任せてお前らは早く行け!!」
応戦するジェルマ一味。
ビッグマム「ジェルマを加えて、やけくそでおれ達と戦うつもりか?ククク・・・勝てるわけないのにねぇ」
カタクリ「待ってママ!奴ら、シーザーを使って空から逃げるつもりだ」
ビッグマム「その手があったか・・・お前ら!まずはシーザーを潰せ!」
ぺロスペロー「ママ、シーザーにはまだ巨大化の研究が・・・」
ビッグマム「関係ねぇ!やれーーーーー!!!」
子供たちの目線、攻撃軸が一斉にシーザーに向けられる。
シーザー「ほげえええええ~~~どうせこうなるだろうと思った!」
ベッジ「いいから急いで逃げろ!」
ベッジを抱え、急いで空に逃げるシーザー。
シーザーに攻撃が加えられるが、ジェルマがそれを防いでいく。
ナミ「頑張ってシーザー!ある程度離れれば、あいつらと言えど攻撃は届かないはず!」
ビッグマム「くそったれが逃げ切れると思うなよ・・・ゼウス!!」
ゼウス「あいよ、ママ」
空に向かって飛ぶゼウス、しばらくすると空全体が暗雲となり、雷がとどろき始める。
雷雲はゼウスの顔が浮かび上がり、シーザーたちを見つめる。
ゴゴゴゴゴゴ
ピカッ!ゴロロロロロ
シーザー「ぎょえええええ!!」
一同「ひぃいいいいい!!」
雷はシーザーとベッジをかすめ、下の地面をまる焦げに。
シーザーのところに月歩で飛んでくるサンジ、傍らにルフィを抱えている。
サンジ「ナミさんが怯えてんだろうが!もっと早く飛べ!」
シーザー「これが限界だバカヤロー!」
サンジ「しかし、雷は厄介だな・・・」
ナミ「雷・・・そうだ、ルフィ!シーザーにしがみつくのよ!」
ルフィ「ん・・・こうか?ガシッ」
シーザー「重さが2倍に・・・てめぇらふざけんな!!」
雷はゴムのルフィを避け、他の方向に落ちていく。
サンジ「なるほど、さすがナミさん」
ゼウス「ぐぬぬぬ・・・ナメやがって・・・」
ピカッ!ゴロロロロロ
サンジ「!」
雷がサンジを直撃し、サンジは地面に落下してしまう。
ナミ「サンジ君!」
ドサッ
サンジ「グフッ・・・しまった、、油断した・・・ガクガク」
落下したサンジの目の前に現れたのはプリン。三つ目をむき出しにして右手には短刀を持っている。
プリン「・・・・・・」
サンジ「プリン・・・ちゃん?」
ビッグマム「いいぞプリン!そいつを殺せ!!」
レイジュ「!」
レイジュが向かおうとするが、目の前にスムージーが立ちはだかる。
他のジェルマも目の前の相手に精一杯。
プリン「サンジ・・・悪いけどここまでよ」
サンジ「・・・・・・(クソッ体が動かねぇ)」
プリン「さよなら」
サンジ「え?」
プリンはサンジを抱え上げると、ぺロスが客用に作った階段から下に投げ飛ばす。
涙を流し、真顔でサンジを見下ろすプリン。
サンジ「プリンちゃん!」
プリン「・・・」
ビッグマム「プリン・・・貴様・・・!!」
ビッグマムの表情がみるみる怒りに満ちていく。
871話の展開予想について
・空から逃げるなら、ゼウスの追撃は間違いなくありそう
・ゼウス来るなら脱出はナミがキーポイントに?(雷雲を利用できると言ってたので)
・ラストは心揺れ動くプリンが、脱出に協力しそうな予感
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