ウソップの嘘が本物に？「Bragmen」の著者になるウソランドの冒険記

ウソップの嘘は、ワンピースが始まってから数多く出てきていますが、ストーリーが進むにつれて嘘が本物に変わっていくシーンが多くあります。

将来はもっと多くの嘘が本当になっていくと思うんですが、ワンピースで登場した「Bragmen」と言う本を覚えているでしょうか？

Bragmenはナミが巨人島「リトルガーデン」の事を調べる時に探していた本で、過去にオハラがバスターコールを受けた時に湖に投げ出された本ですね。

この本の事はコミック42巻のSBSにも登場しているんですが、

※（うそつき達）と題されるこの本は、今日では世界中で読まれているいわば偉大なる航路の冒険記。

信じられないような人・島・出来事について記されていますが、世界中の多くの人々は、彼らの言葉を信じられず、バカにしてこのようなタイトルの本にまとめたのです。

この「うそつき達の書いた本」と聞いてピンとくるのが、やはりウソップです。

この本の存在を考えると、将来ウソップはBragmenのような本に、自分の実現させたウソの物語を残していくのではないでしょうか。

そのためのウソップのありえない「ウソ」と、それが実際に「実現していく」ストーリーがあるんじゃないかなと。

ウソップが「物語を残す」伏線もちらほら存在し、例えばドレスローザ編のこのシーンでは、

「お前らの勇士を絵本に書いて後世に伝えよう」と叫んでいます。

もともと落書きが得意で、麦わらの海賊マークを帆に書くなど、アートに長けているウソップは、「絵本」と言う形でウソのような本当の物語を、後世に残していくのかもしれません。

ウソップが今までに実現させたウソの内容

・海賊が来たぞ～

→　キャプテンクロの海賊団が攻めてくる

これはごく普通の事なので、本には乗らないかも。

・巨大金魚のフンに間違えて上陸してしまった

→　「島食い」と言う巨大金魚のフンで出来た「何もない島」が存在する

結局上陸はしませんでしたが、どんな島なのか気になるところです。

・巨大金魚は小人の国へ運んだが、まだ食いきれてないらしい

→　ドレスローザで闘魚と言う巨大金魚が小人（トンタッタ）族の食糧になっている

闘魚が「金魚」だったのは、ウソップの話とすり合わせるためなのでしょうか。

・伝説のモグラを見た

→　ゲダツの温泉島に土番長（巨大モグラ）が出てくる

正確にはカヤの屋敷に入っていくと言っていましたが、いずれ出会う日が来るかも。

・俺には8000人の部下がいる！

→　ドレスローザで大量の人々を救って味方につける

ゴッドウソップとしておもちゃになった人々を救いましたが、これからまだ増えるかも？

・母パンキーナにどんな病気でも治せる伝説の薬があると言う

→　小人族マンシェリー姫のチユチユの実の能力？

これはまだ真相は分かりませんが、ウソップと小人の関係が深い事からすると、ありえなくもないかも。

・3000万ベリーの賞金は俺の後頭部にかかってんじゃないかって噂で持ち切りだ

→　実際に3000万ベリーの賞金首になる

そげキングとして賞金首になりましたが、金額がこの発言と一致しています。

・島に入ってはいけない病が・・・

→　未解決

・海王類を10匹倒したことがある

→　未解決

・大怪獣パイユを倒すのも朝メシ前

→　未解決

・おれの覇気だ！

→　見聞色の覇気が覚醒？？

ほぼ間違いなく覇気が覚醒していると思います。見聞色じゃ台地は揺らせませんけど。

・ワンピースを知ってしまったらしんでしまう病

→　ワンピースを知った時、無人島でただ一人しんでしまう？

これが伏線になっていたらすごいですね、でもウソップが無人島で最期を迎えるとなると、それはちょっと寂しい。

シャボンディ諸島ではウソップが「ワンピースについて知ったらしんでしまう病」と言っていましたが、過去の登場シーンで「何もかも失って、無人島で一人しの瞬間を迎えたとしても・・・」と話しています。

このシーンが伏線となっているなら、ウソップはもしかしたらワンピースが登場した後、最後にしんでしまうのかもしれません。

ワンピースはたとえしんでも、「自分の信念を最後まで貫く」と言う美学があるので、

（寿命を削っても仲間を助けるルフィ、信念に生きてしんでしまったエース、ゼファーのような）

ウソップも最後は勇敢なる海の戦士として、誇れる最期を迎えるんじゃないでしょうか。

ウソップは今のところ小人族や金魚などのウソは本物になっているんですが、まだいくつか解決していないウソもありますね。

エルバフの巨人に憧れるシーンがあったので、大怪獣パイユや海王類の伏線は、巨人の国エルバフの中で登場しそうです。