ビッグマムの子供たち「こんなところに隠れやがって!」
ナミ「いやぁーー!見つかった~~!!」
キャロット「どうしよう!チョニキ!」
チョッパー「よし!ケーキの中を逃げ回るんだ!」
キャロット「え?それなんかおいしそう!」
カタクリ「貴様・・・最初から裏切るつもりでウチに入ったってのか!?」
カポネ「当前だ!傘下なんて最初からなるつもりはなかったさ!俺の狙いは最初からビッグマムの首だった!」
カタクリ「・・・・・・」
ルフィの手が写真を掴み、ビッグマムの顔へと向けられる。
カタクリ「そうはさせるか!」
ガギィィン!!
ペドロ「ゼポのかたき!今日ここで取らせてもらう!」
ジンベエ「気を付けろペドロ!他の奴らはわしに任せい!」
カタクリ「ベッジ・・・ジンベエ・・・貴様らここから生きては返さんぞ」
ジンベエ「望むところじゃ!すでに無くなるはずじゃったこの命!わしの命はもう麦わらのルフィに預けると決めておる!!」
ルフィ「しししし!この写真を見せればいいんだな!」
「おいビッグマム!!これを見ろ~!ん?あれ、おっかしいな!腕が戻ら・・・」
ルフィの腕が伸びたまま元に戻らない。
コンポート「まったくなんてザマだい・・・ママの怒りはもう収まらないよ、早いとこプリンに記憶を書き換えてもらわないと!ベッジを推薦したあたいの命が亡くなるじゃないか」
【シャーロット家長女 フルーツ大臣 シャーロット・コンポート(フルフルの実のフルーツ人間)】
ルフィの腕はいちごジャムで固まっている。
ルフィ「腕が・・・ベタベタして元に戻らねぇ!」
コンポート「ベッジ、シフォンはどうしたんだい?てめえらの家族と子供、麦わらと一緒に手足もぎ取って見せしめにしてやるから覚悟しときな!」
カポネ(くそっ、長女コンポート・・・やっかいな奴がまだ残っていやがった)
コンポート「パイナップルスタンプ!!」
ルフィ「いでぇ!!」
ガシャン!
ルフィの腕から、マザーカルメルの写真が崩れ落ちる。
コンポート「ペロス兄さん、早いとこ写真の修復を」
ジュワッ!
オーブン「貴様もはりつけだ、覚悟しておけこの裏切者!」
ジンベエ「ぐっ!マズイことになったのう・・・」
オーブン「ククク・・・どうしたさっきまでの威勢は?焦りが見えるぞ?」
ジンベエ「なんとかビッグマムに・・・あの写真を見せねば・・・」
ガギィィン!!
ダイフク「いいからてめぇはさっさと死ね!まぁこんな状況じゃもう計画なんてどうでもいいがな!」
サンジ「ぐおっ!!」
魔人「ふんっ!!」
サンジ「くそっ!何やってんだルフィ!急がねぇと・・・このままじゃマジで全滅しちまう!」
ペロスペロー「さて・・・少々計画は狂ったが・・・そろそろ死んでもらおうジェルマ66、どのみち全員死ぬんだ、ママの記憶はプリンに書き換えてもらえば大丈夫、今日は楽しいお茶会だった!いまの顔を見たら、ママはさぞかし笑い転げただろうぜ?」
ジャッジ「・・・・・・」
放心状態のジャッジ。
ペロスペロー「よし、やれ」
ジャキン!
子供たちが一斉に銃を構える。
レイジュ(どうやら・・・ここまでね・・・)
ペロスペロー「さぁ・・・死ね!!ジェルマ66」
ズゴゴゴゴ‥‥
ペロスペロー「なんだ?」
ギバーソン「ん!ウエディングケーキが?」
ルフェルド「こっちに転がってくる!」
ステューシー「きゃあああ!!」
転がりながらこっちに向かってくる巨大ウエディングケーキ。
チョッパー「うおおおお!!」
ナミ「きゃああああ!」
キャロット「うわっ!」
子供たち「あいつら!ケーキの中を逃げ回りやがって!」
どんどん進んでいくウェディングケーキ。
グシャッ!!
ケーキはビッグマムの顔面へ衝突してぐしゃぐしゃに。
ビッグマム「・・・・・・ウエ・・・リング・・・ケー・・・キ」
「おれの・・・ケーキが・・・」
プチン
ビッグマム「ケーキをいますぐ持ってこいよぉ~~~~~!!!」
コンポート「マズイ!ママの癇癪が・・・」
スムージー「くそっ!料理長、代わりのケーキを!」
料理長「・・・・・・」
ケーキに潰されて伸びている料理長シュトロイゼン。
カタクリ「ママ!すぐ準備するから落ち着いて・・・ぐあっ!」
カポネ「麦わら!」
ルフィ「えっ!?」
カポネ「ひとまず暗殺は中止だ!急いでここから脱出するぞ!」
ルフィ「ああ、でもサンジの家族を助けなきゃいけないし・・・俺も腕が動かねえんだ」
カポネ「勝手にしろ、お前らを置いて俺たちは先に脱出するからな」
ナミ「ルフィ!」
ルフィ「!」
ナミ「作戦はどうなったの?」
ルフィ「とりあえずサンジの家族助けて脱出だ!あとこの腕なんとかしてくれ」
ナミ「レインテンポ!」
チョッパー「でもシーザーが来ないと脱出できねぇぞ」
カポネ「あの野郎、何をもたもたしてやがる!」
カタクリ「・・・探してるのはコイツか?」
カポネ「!!」
シーザー「すまねぇ、どうしようもなかったんだ!」
カタクリ「ブリュレ、貴様まで裏切っていたとはな」
ブリュレ「違うんだ兄さん!こいつらに無理やり・・・」
カタクリ「観念しろ!貴様らにもう脱出の手段はない!!」
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