錦えもん「しかしでござる…!」
ルフィ「?」
錦えもん「まだ戦力不足に加え 敵の情報も足らぬゆえ…」
「このままでは勝算は極めて低い…!」
一同「……!」
カン十郎「うむ…百獣海賊団はカイドウを筆頭に3人の災害」
「オロチ軍は八頭目(やずめ)と呼ばれる8人の強力な侍がおり」
「敵の軍勢は合わせるとざっと10万以上は固い」
「対するこちらの兵力は現在5千がやっと…!」
サンジ「おいおい 勝算はあんだろうな!?」
錦えもん「もちろんでござる!!」
一同「!!?」
雷ぞう「暗殺長の巻物さえ手に入れば……!」
ナミ「巻物…?暗殺?」
ルフィ「なんだそりゃ?」
雷ぞう「黒炭オロチは将軍になる前…邪魔になる大名を次々と暗殺してきたのでござる」
「それは世に知られぬまま実行され オロチは今の地位を築いた」
「暗殺帳の巻物には…オロチの暗殺の歴史が記されているのでござる」
サンジ「そいつが何の関係があるんだ?」
錦えもん「今オロチに従っている大名の中には 主君を暗殺されたものが多数おる」
「尊敬する主君の死がオロチの仕業だと知れば 反旗をひるがえすものたちが現れるのは必至」
「もし暗殺帳を公開すれば…オロチの軍勢を分裂させることが出来るはずでござる!」
一同「……!!」
錦えもん「そこでルフィ殿!」
ルフィ「なんだ?」
錦えもん「お主らにこの「暗殺帳」を盗んでもらいたい!」
「ビッグマムの所に侵入したお主らを見込んで…ぜひとも頼む!」
ナミ「盗みは得意だけど…どこにあるの?」
錦えもん「巻物の隠し場所は敵の総本山…鬼ヶ島!」
ルフィ「鬼ヶ島ァ!?」
錦えもん「大変危険な場所ゆえ…拙者の能力でサポートいたす」
「決して敵軍にバレぬよう慎重に…慎重を重ね……」
サンジ「もう行ったぞ」
錦えもん「ルフィ殿ォ~~!!」
■ワノ国 ルフィたち一行
ルフィ「いくぞォー!鬼ヶ島ァーーー!!」
サンジ「いや行くのはいいがこの格好…怪しくねェか?」
どん!
錦えもんの能力でねずみ小僧に変装をしている麦わらの一味
ナミ「そうね…この格好じゃ盗みに行くって言ってるようなもんだわ」
「なるべく人に見られないように行動しましょ」
ルフィ「すいません鬼ヶ島ってどっちですか?」
老人「……は?」
ナミ「コラァーーー!!」
老人「鬼ヶ島?やめときなされ」
「あそこは火祭りの夜以外に入ってはならん」
キャロット「入るとどうなるの?おじいちゃん」
老人「そこの海岸を見るがいい」
どん!!
ナミ「え?きゃあああっ!!」
チョッパー「ぎゃああああっ!!」
ルフィ「ブルックがいっぱい!?」
ブルック「ホ…骨がたくさん!なんだか親近感が」
老人「鬼ヶ島に入ったものが潮に流されてきたのじゃ」
「あそこには人を食らう鬼が住んでおるでの」
ルフィ「鬼いんのかァ~~!楽しみだな!」
ナミ「やっぱりやめましょう!危険すぎるわ」
チョッパー「俺もだ!まだ骨になんかなりたくねェ!」
ブルック「チョッパーさん!それ微妙に失礼なんですけど!?」
老人「鬼ヶ島には鬼が集めた宝がわんさかあっての…」
「それを狙うものたちが大勢おったのじゃが」
ナミ「いくわよ!さっさと準備なさい!」
ルフィ「切り替え早ェな!」
サンジ「そんなナミさんも好きだ~~~!!」
老人「一部の海賊たちは…そこにある赤く四角い鉱石を探しておった」
「宝に目もくれず なぜあんなものを探していたのか不思議じゃったが」
ナミ「……!!」
ーーーーー
ナミ「四角い鉱石って…ひょっとしてゾウで見たポーネグリフのことかしら?」
サンジ「そういや1つカイドウが持ってるって言ってたんだろ?」
ブルック「ビッグマムの所で写しを1つ手に入れたので…今回手に入れば3枚目」
「またもやビッグチャンスが ヨホホ」
ルフィ「ししし!鬼かァ~楽しみだな~」
ナミ「着いたわ!あの船着場から行けるはずよ」
ガヤガヤ
ルフィ「なんだ?」
役人「斬られたのは数分前だな」
町人「ええ…まだ犯人は近くにいるかと」
役人「よし近くの怪しい奴を…ん?」
ルフィ「え?」
役人「そこの怪しい奴ら!すぐひっ捕らえろ!!」
一同「えェ~~~~!!」
■編笠村
錦えもん「いやすまぬ…実に待たせた」
「まさか5年も先に着いていたとは」
天狗山飛徹「お主らが無事現れて安心した モモの助様は無事か?」
錦えもん「元気にしておる おぬしら5人もよく頑張ってくれた」
天狗山飛徹「ああ…この2人だけは」
錦えもん「必ずお守りせねばならぬ」
お玉「スー…スー…」
錦えもん「大きくなられたものだ」
「……日和様」
■お玉の正体…判明!?
コメント
ホントにいい加減にしろよ、管理人。
アンタが集英社の関係者であろうとなかろうとやってる事大問題だからな。
「じゃあ読むな」で済むレベルじゃないことは先に言っておく。