ビッグマム「ウエディング・・・ケー・・・キを・・・・・・」
「持ってこーーーーい!!!」
ボガァァァァン!!!
ビッグマムが拳をたたきつけ、あたり一面にケーキの残骸が飛び散る。
子供たち「こんな時にママの持病が!」
「材料は準備できるのか!?」
「厳選された素材で作られたケーキだ・・・城は崩れて何もない」
「全島に告げ!急いでウエディングケーキの材料を持ってくるよう伝えろ!!」
ガレット「兄さん?麦わらたちは・・・?」
カタクリ「仕方ないが・・・いったんママの癇癪を止める事に専念する」
「島の大臣たちに包囲網を張らせておけ!ママの病気は止める、麦わらもベッジも島から出しやしない!」
一方、ジェルマ一行
ジャッジ「ぐ・・・」
レイジュ「父上・・・気が付いた?」
ジャッジ「ビッグマムは・・・麦わらたちはどうなった・・・?」
ことのいきさつを話すレイジュ。
レイジュ「我々もこのままでは危険よ、急いで脱出を」
ジャッジ「そうか・・・何一つ上手くいかなかったな。北の海制圧も・・・一からやり直しだ」
ニジ「父上、これからジェルマはどうするんだ?」
ジャッジ「次の計画には準備がいる・・・ひとまずここから脱出し、まもなく行われる世界会議に参加するとしよう」
一方、シーザー
シーザー「まったくあいつら・・・この天才との別れをなんだと思ってやがる!」
「にしても、、やっと戻って来たぜ俺の心臓~~~!!」
心臓を胸に戻そうとするシーザー。
シュッ
シーザー「!」
「なんだ!心臓がいきなり消え・・・!?」
ステューシー「探し物はこれかしら?」
シーザー「誰だてめェ!」
ステューシー「フフ・・・科学者シーザー・クラウン、ずっとチャンスをうかがっていたわ。わたしが今日ここに来た本当の目的は、あなたをここから連れ出すこと」
シーザー「!?」
ステューシー「私はCP0の諜報員・・・これを返してほしかったら、今日からCP0に仕えなさい」
シーザー「そんな・・・バカな!!(泣)」
一方、ルフィ一行
ルフィ「着いた~~~~~!!」
ナミ「良かった!サニー号は無事みたい」
サンジ「なつかしいぜサニー号・・・」
ナミ「さぁ、あとはブルックたちが来たら、すぐに出航しましょう!」
ルフィ「よっしゃ~~!さっさと脱出して、ワノ国に向かうぞ~~~」
サンジ「早くロビンちゃんに会いてぇなぁ(*´Д`)ハァハァ」
サンジ「!」
草むらの方に何かの気配を感じるサンジ。
プリン「・・・」
サンジ「プリンちゃん・・・?」
ナミ「プリン!?えっなに、もう追っ手が来たの!?」
ルフィ「プリンてめェこんにゃろーー!!よくも裏切りやがっ・・・」
サンジ「待てルフィ!彼女は1人だ、おれが話をする」
プリン「・・・」
サンジ「まだおれを殺そうってのか?悪ぃが仲間が来る前に・・・」
プリン「安心して・・・追っ手はしばらくこないわ。ママの病気が発症しちゃったから。私は、あなたに一つ聞きたかっただけ」
サンジ「・・・なんだ?」
プリン「どうして・・・気づいてたの?私があなたを殺そうとしてる事・・・それに私の目のことも、本性も知ってたんでしょ?」
サンジ「・・・」
レイジュと会っていた時のことを思い出すサンジ。
サンジ「・・・実は、見てたんだ、レイジュと会ってたところ。それで・・・」
プリン「そう、、私としたことが、とんだヘマをしたってわけね。フフ・・・私のこと、殺したいと思ってるでしょ?さんざんあなたを騙してきたんだから」
サンジ「過ぎたことさ、もうやめよう、この話は」
プリン「でも私の目がきれいだなんてウソ言って、動揺させようとするなんて、あなたもとんだ性悪ね」
サンジの(なんて・・・美しい瞳だ・・・)を思い出すプリン。
サンジ「・・・」
プリン「私の本性はみにくい化け物、生まれてからこの目を美しいなんて言った奴はいなかった!あなたもどうせそう思ってたんでしょ」
サンジ「・・・そうやって、ずっと自分を偽って来たのか?」
プリン「はぁ?何言ってるの?偽ってたのは今までの私、本当は」
サンジ「でも、あの時の君は泣いていた・・・」
プリン「!」
サンジ「おれは女の涙を疑わねぇ、君は本当は・・・そんな子じゃないはずさ。」
プリン「・・・」
サンジ「・・・じゃあな」
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