■シャボンディ諸島 ぼったくりバー
レイリー「……」
シャッキー「どうしたの?さっきから新聞ばかり読んで そんなにモンキーちゃんのことが気になるのかしら?」
レイリー「驚いたよ まさかこんなに早く四皇とぶつかるとは」
シャッキー「そりゃモンキーちゃんだもの」
「でもリンリンはこれで怒り心頭のはず」
「次はどんな手を使ってでもモンキーちゃんたちを潰しにくるわ」
「彼のことが心配?」
レイリー「はっはっは!心配などしとらんさ 彼らはそんなにやわじゃない」
「それにしても……」
シャッキー「……?」
レイリー「さすが元部下のことはよく分かるようだな」
シャッキー「……そうかしら?」
レイリー「もう40年か…ロックスの妻だったお前が海賊から足を洗ったのは」
シャッキー「……」
■聖地マリージョア
チャルロス「ゴフッ…ゲホゲホッ」
ミョスガルド「……!!」
チャルロス「おのれェ~~!ミョスガルド!なぜ地上の人間や魚人なんぞに手を貸す!?」
「父上は言ってたえ!10年前魚人島から帰ってきたあの時から…お前は完全に頭がおかしくなった」
ミョスガルド「おかしくなったのではない…!これが人間だ」
チャルロス「それに汚い魚人に汚されたお前を…他のみんなは嫌っているんだえ!!」
ネプチューン「……!!」
しらほし姫「……」
ミョスガルド「私はオトヒメ王妃に諭され人間に戻っただけだ!」
「気づいたのだ…!間違っているのは地上の人間や魚人たちではなく…我々天竜人の方だと!!」
チャルロス「おのれドンキホーテ家はどいつもこいつも…!!」
レベッカ「……ドンキホーテ家?」
レオ「!?」
サイ「ドンキホーテだと?あいつはいったい何者やい」
チャルロス「おいCP0!」
ルッチ「…?」
チャルロス「今すぐ海軍大将を呼べ!!こいつらを全員ぶち殺してサメのエサにしてやるえ!」
藤虎「お呼びでしょうか…?」
ネプチューン「あいつは…」
レベッカ「海軍大将…藤虎!?」
チャルロス「おお!ちょうどいいところに来た!今すぐこいつらをぶち殺せ!!奴隷にして動けなくなるまでこき使って…サメのエサにしてやるんだえェ~~!」
藤虎「ちょいとお待ちくだせェ…いくら天竜人様の命令とは言え 天竜人様に手は出せません」
「それに世界会議に出席する王族たちまで怪我をさせてしまっちゃァあっしが上に怒られます この場だけはどうかご勘弁を」
チャルロス「ぐぬぬぬぬゥ……どいつもこいつも」
「ミョスガルド!貴様は必ずお父上様に言いつけて…!ここから追い出させてやるんだえ!!」
ミョスガルド「…いいだろう いつでも話は受ける」
その場を立ち去っていくチャルロスとその奴隷たち
ネプチューン「おぬし……」
しらほし姫「あなた様は…本当にあの時の…?」
ミョスガルド「お久しぶりですネプチューン王それにしらほし姫…あの時は大変ご迷惑をおかけしました」
「ずっとあなた方にお礼が言いたかった」
ビビ&レベッカ「??」
ワポル「いったいどう言うことだ?」
ミョスガルド「オトヒメ王妃が亡くなったと聞き…お礼が言えなくて大変残念です」
ネプチューン「いったいなぜ…?」
リュウボシ「あの横暴な天竜人が…」
マンボシ「まったく別人なのラシド」
フカボシ「母上はいったい何をなさったのだ?」
ミョスガルド「私は魚人島を出た次の日…」
「オトヒメ王妃に命を救われました」
「彼女の決断が無ければ…私はもうこの世にいなかった」
ネプチューン「どう言うことじゃ?」
しらほし姫「……」
ミョスガルド「実はいまの私の体の中には…」
「オトヒメ王妃の血が流れています」
ネプチューン「!?」
しらほし姫「!!?」
ミョスガルド「私は彼女の血で生きながらえている」
「詳しく話がしたい…私の部屋に来ませんか?」
■今も残る…オトヒメ王妃の意志!?
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