■ゾロvs人斬り鎌ぞう!!
鎌ぞう「……ぐはっ!!」
「ハァ…ハァ……」
ゾロ「……タフじゃねェか」
鎌ぞう「フフフフ…」
ビリッ ビリビリッ
包帯を破り全身があらわになる鎌ぞう
全身にヤマタノオロチの刺青が彫られている
ゾロ「…気味の悪ィ奴だ」
鎌ぞう「これは将軍オロチ様への忠誠心を表すために掘ったもの」
「私はあの日以来この命とこの体を…!あの方にささげると決めているのでな」
ゾロ「そんなに尊敬されてんのか?将軍って奴は」
鎌ぞう「さァその鎌 返してもらおう!」
ガギィィン
ギィィン
牛鬼丸「………」
■兎丼 囚人採掘場
雷ぞう「ハァ…ハァ…」
河松「鍵は見つかったか?」
雷ぞう「それが隅々まで探しておるのだが どこに隠しておるのか」
看守「鍵泥棒はどこだ~!!」
「顔のでかい忍者を探せ!!」
雷ぞう「くそっ!時間がないゆえ早く助けたいのだが!傳ジローもまだ見つかっておらぬゆえ!」
河松「傳ジローの行方なら知っている」
雷ぞう「!?」
「なんと!それはまことか!?」
河松「居場所は分からぬが…奴は人斬り鎌ぞうと言う名前でオロチに仕えている」
「体にある光月家の家紋を…ヤマタノオロチの刺青で隠してな」
雷ぞう「!!?」
「なんと!あの男に限って…そんなはずは」
河松「確かに20年前はともにおでん様の復讐を誓いあった」
「だが私が再会した時…!」
「奴はオロチの影の刺客として仕えていた」
雷ぞう「いったい何があったのだ」
河松「分からぬ…!ただ一つ言えるのは」
「今は我々の敵であると言うことだ」
雷ぞう「!!」
■花の都 葬儀場
ざわ ざわ
司会「それではこれより 花魁小紫太夫の葬儀を行います」
小紫の写真の周りには大量の花が並べられている
町人「あァ…小紫様…!」
「本当に亡くなってしまわれた」
びん豪「おォ~~!小紫ィ~~~!!」
「もう恨んでおらぬから…どうか…どうか帰ってきてくれェ~~!!」
オロチ「ぐぬぬぬぬ…」
「なぜ小紫の…!身柄がないのじゃァ!!」
部下「それが…!狂死郎殿が共同墓地に運んでしまったそうで!」
オロチ「あんな掃き溜めのような場所にか!!」
「すぐに取り戻せ!わしが手厚く葬りたいのじゃ!!」
狂死郎「小紫は将軍に逆らった立派な罪人」
「いくら花魁と言えど 罪人と同じ扱いをせねば国民に示しがつきませぬ」
オロチ「構わぬ!最後に小紫の顔を見たいのじゃ!」
狂死郎「お望みなら すぐにでも死体をここに運びましょう」
「もっとも…すでにカラスや獣につつかれて 人の体をしていないかもしれませぬがな」
オロチ「ぐぬぬぬ…貴様!!」
CP0「………」
オロチ「おい貴様ら!!」
CP0 「どうかしたのか?」
オロチ「ペガパンクは死者をよみがえらせる研究をしていると言ったな」
「今すぐペガパンクをここに連れてこい!」
CP0「無茶を言うな それにその研究はまだ途中で完成などしていない」
オロチ「いいから連れてくるのじゃ!!」
「金や武器ならいくらでも渡す!!」
「おォ…小紫ィ……!!」
「わしは将軍と言う立場を捨てても構わん」
「だからどうか…どうかわしの元に戻ってきてくれェ~~~!!!」
狂死郎「………フッ」
不敵な笑みを浮かべている狂死郎
■ワノ国 鈴後
牛鬼丸「………」
おトコ「キャハハハハ お侍強~い」
謎の女「ハァ…ハァ……」
ガクッ
おトコ「うわ~~~~!!!」
ドサッ
その場に倒れ込む謎の女性
おトコ「お姉さん 大丈夫?」
牛鬼丸「ひどい出血だ」
おトコ「わっ!ビックリしたーー!!」
ボトッ
倒れた拍子に女の髪飾りが落ちる
牛鬼丸「ん?この簪は…?」
謎の女「ハァ…ハァ………」
牛鬼丸「まさか…!いやそんなはずは!!」
謎の女「ハァ…ハァ………」
ポロ ポロポロ
おトコ「どうして泣いてるの?」
牛鬼丸「生きていたのですな…」
「日和様…!」
■モモの助の妹…現る!!
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